ロタウイルスとは?
 ロタウイルスは乳幼児期に多くかかる感染性胃腸炎を引き起こすウイルスで、乳幼児期の胃腸炎の中では嘔吐や下痢(白い便が特徴)などにより最も重症化しやすいです。そのため、ロタウイルスワクチンを接種することで重症化を予防するだけでなく発症を抑えることができます。

●ロタリックス(1価)
【対象者】
 出生6週~出生24週
【初回接種開始期間】
 出生6週~出生14週6日
 (標準的接種は出生2か月~)
【接種間隔及び回数】
 27日以上間隔をあけて2回経口接種

●ロタテック(5価)
【対象者】
 出生6週~出生32週
【初回接種開始期間】
 出生6週~出生14週6日(標準的接種は出生2か月~)
【接種間隔及び回数】
 27日以上間隔をあけて3回経口接種
原則としてロタリックス、又はロタテックのいずれか同一の製剤で接種を完了してください。
初回接種を生後15週以降に受けることはおすすめしません。