小児肺炎球菌とは?
 健康な子どもの10人に2~3人は鼻や喉に肺炎球菌をもっています。肺炎球菌が感染を起こした場所により様々な症状がみられ、脳に感染すると髄膜炎などの命にかかわる病気を起こすこともあります。肺炎球菌は90以上の型があり、そのうちの13種類または15種類をワクチンで予防することができます。※接種するワクチンによって防ぐことのできる型の数は異なります。

【対象者】
 生後2か月から4歳11か月(5歳の誕生日の前日)までのお子さん
【接種回数及び間隔】
 初回接種の開始時期により接種回数は変わります。
 ①初回接種が生後2か月~7か月未満の場合
 =4回(初回接種3回+追加接種1回)
 初回接種→生後2か月になる日の前日から27日以上の間隔をあけて3回接種
 追加接種→3回目から60日以上の間隔をあけて、かつ1歳以降に接種
 ※1歳を超えて2回目の接種を行った場合は、3回目の接種は行わないで、追加接種を行う

 ②初回接種が7か月~1歳未満の場合
 =3回(初回接種2回+追加接種1回)
 初回接種→生後7か月になる日の前日から27日以上の間隔をあけて2回接種
 追加接種→2回目から60日以上の間隔をあけて、かつ、1歳以降に接種
 ※2回目を接種する前に2歳になった場合、2回目の接種は行わないで、初回終了後60日以上の間隔をあけて追加接種を行う

 ③初回接種が1歳~2歳未満の場合
 =60日以上の間隔をあけて2回

 ④初回接種が2歳~5歳未満の場合
 =1回